100%痩せます!新時代ロードバイクでダイエット!
【この記事は2019/9/1に一部加筆しました】
僕も5ヶ月ででに97kgから88kgに痩せました!
ロードバイクはダイエットとして有効なのか?
昔から色々な意見が交わされている議題ですが、僕自身が実験台となって確実な答えを出しました。「ロードバイクは痩せます!」
しかも、「天候に左右されず」「楽しく」「人の目を気にしないで」確実にダイエットを成功させることができます。その鍵は「ゲーム」にありました!今まで二の足を踏んでいた人もぜひ挑戦してください!
「自転車が楽しくなる」ロードバイクダイエット
ロードバイクって本当に痩せるの?
走った時間はあなたを裏切りません!
ロードバイクって本当に痩せると思いますか?
僕もロードバイク歴10年になりますが、乗り始めた当初は痩せましたが、その後はリバウンドしたりまた減ったりを繰り返しました。
特に、2年前に結婚して子供ができてからはロードバイクに乗り始める前の体重「102kg」に戻ってしまい、完全に元の木阿弥に・・・。
結局、「乗る時間がない!」と言うことが全てでした。独身時代は好き放題に時間を使い、毎週土日はロングライドやイベントを楽しんでいましたが、結婚後、そして子供ができてからは人生において自分の時間を家族のために使うことが楽しくなり、気がつけば再びデブに逆戻り・・・
この状況を打破したのが「ゲーム」でした!
ロードバイクでダイエットを成功させる鍵は「Zwift(ズイフト)」
Zwift(ズイフト)。聞いたことがない人も多いと思いますが、これが僕がロードバイクでダイエットを成功させた鍵です。
Zwift(ズイフト)とは?
ロードバイクに乗るには何が必要でしょうか?
自転車、もちろん必要ですね。ウェア、ヘルメット、パンクした時の携帯空気入れ、他にもアイテムいろいろ・・・
でも一番必要なのが「時間」です。
しかもその時間は「晴れていて」「休日で」「まとまった時間」でないと、ロードバイクを楽しむことができません。
その時間は「天候」「家族」「休日の体調」などによって、せっかくの週1回の「休日」を自転車が乗れないものに変えてしまいます。
そんな問題を一気に解決するのが「Zwift」なのです!
自宅にいながら世界中の人と走ることができる!
自転車をローラー台にセットして、モニターに映る仮想世界を世界中の人々と一緒に走ることができる、それがZwiftです。
待ち受ける仮想世界は「ロンドン」「ニューヨーク」「スイス」「イタリア」そして架空の島「ワトピア」。美しいCGで描かれた世界で、すれ違ったり一緒に走る人々は全て世界中の誰かが実際に操作している。自分が必死でこいだペダルの踏力がそのまま画面内のアバターの速度に反映される。その世界では常にレースやグループサイクリングが行われており、言葉を交わしたりジェスチャーでやり取りすることができる。
何より、ゲーム内で頑張って走った「経験値」は、確実にあなたの体重を落とし、実際に外を走った時のあなたの自転車力をレベルアップさせる。
外が雨だろうが雪だろうが、春に花粉が蔓延していようがロードバイクに乗ることができる。
そんな夢のようなゲームが「Zwift」なのです!
ロードバイクでダイエットするのに外を走る必要はありません!
Zwiftを始めてから、本当に感じるのが「外を走る必要がない」と言うことと、それと同じぐらい「たまに実際にロードバイクで走ることが楽しくなった」と言うことです。
ロードバイクを未経験者が始めるにあたって、特に「デブ」がロードに乗るときに一番ネックになるのが「ピチピチのサイクルジャージ」です。男性はもちろん、特に女性はあの体の線がはっきりと出るスタイルが怖く感じます。
室内でのZwiftなら誰の目を気にすることもなく、吸汗性の良いユニクロのスポーツウェアでも全く問題ありません。もちろん落車も交通事故もないですしヘルメットも必要ありません。
実際にロードバイクに乗るときは、休日の早朝から自転車、ウェアなどの準備を始め、走り始めてからは車が走り信号が続く市街地を抜けなければ、楽しく走れる郊外の道にたどり着くこともできません。
Zwiftなら、ローラー台に自転車をセットしてドリンクを用意すれば、気が向いたときにさっとサイクリングを始められます。
僕は子供が小さいので、自由に時間が使える時間を探して見つけたのが「子供も奥さんも寝ている朝5時から7時」と言う時間でした。
Zwiftは「ネットゲーム」
自転車が好きになる層とゲーマーには類似性があると勝手に考えています。自分がそうなので。
Zwiftは前述のように「DQX」や「FF11」のようなネットゲームです。月額1,500円を支払えば、仮想世界に自分のアバター(キャラクター)を制作することができます。
ロールプレイングゲームと違うのが、「自分の性別」「体重」を現実通りに登録する必要があると言うこと。ネカマはダメです(笑)
体重を正確に入力すると、ペダルをこいだ時に反映される「パワー」から「アバターの速度」が算出されるのです。
「パワーウエイトレシオ」という言葉があります(レーシングカーやバイクが好きな人にはおなじみですね)。同じパワーでも、重量が少ない方が実際には早く進むことができます。
あなたが必死で毎日ペダルをこいで、パワーが上がり体重が減れば、ゲームのアバターの速度が上がっていきます。そしてそれは現実世界でも同様に早く強くなれると言うことです。
ロールプレイングゲームは「経験値」がたまりステータスが上がっていきますが、「Zwift」は実際にあなた自身の体が早く、そしてカッコよくなっていくのです。
Zwiftを始めるために必要なもの
ロードバイクに興味がある、ダイエットに活かしてみたい、というロードバイク未経験者がZwiftを始めるために必要な装備を列記していきます。これであなたもLet’sダイエット!
1. ロードバイク
まず必要なのがもちろんロードバイクです。
いっときの弱ペダブームなどでロードバイクを購入して、部屋のオブジェとなってしまっている人も多いかと思います。そんな人はもちろんその自転車を使えばOK。
ロードバイクに興味があるけどまだ持っていない人などは、注意するのが自分の体型にあったものを選択できるかと言うポイント。
ロードバイクは服と同じで、体型にフィットしたものを購入しないとちゃんと乗ることができません。もし、あなたが好きな自転車ブランドがあればそれを取り扱っているショップでフィッティングして購入することをオススメします。
また、ダイエット目的の人なら、車種にこだわる必要は全くありませんが、この場合もショップでフィッティングして購入することをオススメします。
自転車業界は少し特殊で、各ショップで扱うブランドが決まっていることが多いのと、ネットで購入した商品を見てくれないことが多々あります。
自分で組む技術がない人間は、ネットオークションや通販で本体を購入することはオススメできません。
もし、自転車を趣味として始めてメーカーやブランドに興味が出てきたら、まずはZwiftの世界の「ドロップショップ」で購入してみましょう。「ドロップ」はあなたが流した「汗=距離と努力」がゲーム内通貨として反映されるシステムで、ゲーム内で自転車やホイールを購入することができます。
ゲーム内で乗ってみて、カッコよさや性能を体感してからリアルで購入してみるのも醍醐味です!
2. パワーメーター
Zwiftのアバターへ実際のペダルを踏むパワーを伝えるためには「パワーメーター」もしくは「スマートトレーナー」が必要になります。
「パワーメーター」は、クランクやペダルなどにセンサーを付け、その踏力やスピードを計測する機材で、「スマートトレーナー」は、自転車の後輪の代わりに直接トレーナーを接続するものです。
スマートトレーナーなら反力を利用して斜度の再現などが可能ですが、高価なのと純粋にトレーニングとして使用するにはかえって妨げになることが考えられます。
パワーメーターなら実際にリアルで走行する際も、自分のパワーを見ながら走行することができますので、僕は断然パワーメーターがオススメです。
パワーメーターは10年以上前からあるアイテムでしたが、20万円以上する高嶺の花でした。ところが最近一気に価格崩壊が進み、エントリーユースでも十分購入可能な現実的価格になってきています。僕のオススメはパイオニア、もしくは4iiiiのパワーメーターです。
ケイデンスセンサー
ケイデンスセンサーも必須です。ただし、上記のパイオニア製や4iiii製のパワーセンサーはケイデンスセンサーも兼ねているので必要ありません。
心拍計
なぜ心拍計?と思われる人も多いと思いますが、ロードバイクでは必須のアイテムです。ロードバイクのエンジンは人間。心拍計はタコメーターのようなものです。どれぐらいの頑張りで体が動いているかを正確に表示してくれます。
PCで使うにはBluetoothに対応している機種がオススメです!
ローラー台
ローラーなんでもOKです。前述のようにスマートトレーナーは必要ありません。マンションやアパート暮らしの方は静音性の高いものを購入するのが必須条件だと思います。
ゲームの初期設定時には「クラシックトレーナー」を選択すれば、出力はパワーメーター経由で正確反映されます。
マンションでのトレーニングは静音性が大事。僕もマンション住まいの時は気を使っていました。
パソコン
MacbookでもWindowsでも問題ありません。HDMI出力できるものがベストです。大画面のテレビに出力すれば、没入感200%アップです!
これがあるとZwiftがもっと楽しく!
スマート体重計
Zwiftはパワーメーターからのワット数を元にアバターの速度を算出していますが、これにはもちろん体重の入力が必要です。(パワーウエイトレシオ)
通常体重は変わるたびに手動入力が必要ですが、この体重計があればZwiftと連携して自動で体重を更新してくれます。
乗るだけでWifi経由で体重を自動アップロードしてくれ、Zwiftのデータも更新される優れものです。安いモデルもありますが、筋肉量や骨量も図れる体組織計のこのモデルがおすすめです!
業務用扇風機
ローラートレーニングはもう、予想以上に汗をかきます。真冬はそれほどではありませんが、それ以外の季節は自転車や床がドボドボになるほどの発汗量。
エアコンや冷風扇をかけるなどの方法もありますが、やはり風を受けて気化熱で体感温度を下げるのが一番効果的です。
普通の扇風機を使うという選択もアリですが、業務用扇風機にかなうものはありません。
この業務用扇風機は床置きタイプ。部屋に置いておいても圧迫感がないデザインがグッド!使用時は椅子の上に置いています。
魅力は何と言っても風力!弱でも普通の扇風機の強以上の風圧で、最大出力にすれば気分は台風です🤣
STRAVA
トレーニングアプリのSTRAVA(ストラバ)です。Zwiftとも完全連動していて、走行後自動で走行データをアップロードしてくれます。
もちろん走行距離や登坂距離もログに保存され、しっかりと記録に残ります。(ヴァーチャルライドが反映されないチャレンジもあります)
Zwift companion
Zwift専用のサポートアプリです。レースの参加予約やフォロワーへのイイネ機能もありますが、メインはZwiftと同時起動して走行中のナビや進路選択、トレーニングメニューのキャンセルなどを行えるサポートアプリです。
パソコンでプレイする場合は、キーボードやマウスが使えなくなるので、スマホホルダーに入れてハンドルに固定しておけば便利!
注意点は、汗が滴り落ちるので防水ケースに入れて固定することです。スマホが汗で水没しますよ〜!
EXP(経験値)は自分の体を変えていく!
10年間ロードバイクに乗りつづけていますが、ゲームで走っている今ほどロードバイクが楽しく感じていることはありませんでした!
走れば走るほど自分の体に経験値がたまり、体重は落ちて実際のロードバイクレベルもどんどん上がっていきます。逆に、たまに外に走りにいくのが楽しくて仕方ありません。
楽しくゲームしながらあなたもロードバイクダイエット!
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