Zwiftのためにパワーメーターを導入しました!
【この記事は2020年11月16日に加筆・修正しました。】

調べ抜いて選んだパワーメーター「4iiii Precision」について、購入までの紆余曲折とレビューをしてみます。
もともとパワーメーターには興味があったのですが、Zwift(ズイフト)を始めてみてパワーメーターがないことには全然楽しめないと言うことがわかり、ついに購入に至りました。
ネットで調べてもなかなか4iiii Precisionについては、レビューなどが少なかったので自分でまとめてみることにしました。ぜひ参考にしてください!
2020年現在最安値のパワーメーター 4iiii Precision
4iiii Precisionを選んだワケ
子供も小さいのでなかなか屋外を走る時間がとれない中、早朝のすき間時間だけでもローラートレーニングをしようかな?と思い、話には聞いていたZwiftを始めることに。(Zwiftの始め方については以下の記事をチェック!)

最初はスピードメータで疑似パワーを計測していましたが、やはりパワーメーターがなくてはZwiftの魅力の10%も味わえないことに気づき購入を検討。
パワーメーター自体は昔のパワータップなどのイメージがあり、15万円以上するものだと言う思い込みがありました。
ところが、最近左クランクのみのパワーメーターが普及し始め、それが価格崩壊の引き金となったようなのです。
この方式のメーカーにはパイオニア、Stages、4iiiiなどがありますが、国内販売で安心感のあるパイオニアは僕のTREK DOMANEのBB90に対応しておらず(クランクとフレームのクリアランスが足りず装着不可能)、価格面で現状最安値の4iiii Precisionを購入するに至りました。

実は、4iiiiのフレーム適応表でもDOMANEはアウトだったのですが、ブログで問題なく使えているという情報を見つけて購入しました。
どこで買うか?
現状、左クランク式のパワーメーターで国内購入できるのはパイオニア製だけです。
アマゾンでこの価格で買えることが驚き!しかし、Stages、4iiiiなど海外製のものは海外通販を使うしか手がありません。

海外通販Probikekitならこの価格。驚きの安さ。
さあ買うぞ!と思いましたがちょっと待て、クランク長が175mmの僕。合わないじゃないですか。

その上、当時在庫は銀色のクランクしかありませんでした。僕は黒のコンポセットなので左クランクだけ色が違うと言うのも・・・
結局メルカリで購入
普段メルカリをやっているので検索してみたら結構出るじゃないですか!
その時はちょうど175mmクランク長を出品している方がいらっしゃったので、コメントでいつまで使っていたかを確認すると直前まで問題なく使えていたとのこと。
結果、29,000円で105の4iiii Precisionを手に入れることができました。
今回はダメでしたが、僕のおすすめは海外通販!
Wiggleで購入
Wiggleはイギリスの海外自転車通販老舗で、日本向けの通販もかなり前から取り扱っています。ちなみに僕はファストフォワードの90mmハイトディープリムホイールや、11速対応のハブ、トライアスロンウェアのzootなど、いろいろ購入しております。

僕も10年ほど前からお世話になっていますが、トラブルは1回もありません。日本語での対応もありますし安心です!
Wiggleで購入 4iiii – 105 R7000 レフトアームパワーメーター
4iiii – 105 R7000 レフトアームパワーメーター
Wiggleで購入 4iiii – Ultegra FC-R8000 レフトアームパワーメーター
4iiii – Ultegra FC-R8000 レフトアームパワーメーター
Wiggleで購入 4iiii – Dura-Ace FC-R9100 レフトアームパワーメーター
4iiii – Dura-Ace FC-R9100 レフトアームパワーメーター
取り付け方法
取り付け方法は簡単ですが、一つ安いものですが特殊工具が必要になります。
クランクのフタ部分にこれを差し込んで回せばフタが取れる仕組みです。(なくてもどうにかなりそうでしたが購入しました)

このフタをとります〜。
フタが取れたらクランクを上下から挟んでいるボルトを外します。

ボルトを2箇所アーレンキーで外します。
このボルトで挟み込んでクランクを固定しているので、ボルトを緩めてしまえばスコンと抜ける仕組みです。この穴に挟む形で脱落防止爪が装着されていますので、無くさないように注意してください。ない場合はクランクが外れる可能性があります。
抜けたらパワーメータークランクを差し込み、逆の手順でボルト2箇所を締めて(規定トルク12〜4Nm)フタを回し入れれば完成です。

走行中のクランク脱落は大事故につながるので、注意してしっかりと取り付けましょう!
初期設定
無事に取り付けられたら、初期設定を行う必要があります。
設定はスマホから行いますので、アプリをダウンロードしてください。

アプリストアで「4iiii」で検索したらOK
インストールが終わったらアプリを起動してプロフィール設定を行い、左上のメニューから
「PRECISION Configuration」を選択します。
すると以下の画面になるので
スマホをクランクに近ずけて、クルクル回してあげてください。すると
ブルートゥース経由で認識されます。
クランクを地面に対して垂直方向に立てて、①のCalibrateボタンをタップすればキャリブレーション完了です。
②の歯車キーをタップすれば左右のバランスを設定することができます。

左クランクパワーメーターは当然左のパワーしか計測できませんので、左のパワーを2倍にしてパワーを算出しています。もし、左より右が5%高い出力が出せるのであれば、設定で「1.05」と入力すればOKです。
Zwiftとの連動方法
Zwift起動後、デバイスの接続画面で左上のパワーメーターの「検索」ボタンをクリックして、クランクをクルクル回してください。少し時間がかかる場合もありますがペアリングできます(ケイデンスセンサーも同時にペアリングします)。
まとめ

驚くほどのコストパフォーマンス!
使い始めて半年ですが、Zwift、実走行とも何の問題もなく使用できています。この価格でこの性能であれば破格というしかありません。
サイクルコンピューターとの連動もとても簡単。もう今ではパワー表示なしのライドは考えられません。皆さんもこの機会にぜひパワーメーターの導入をオススメします!
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