花粉の季節や梅雨の雨でも自転車を楽しもう!
【この記事は2021/7/2に一部加筆しました】
いちばん簡単なZwift(ズイフト)の始め方紹介します!
Zwift(ズイフト)。言わずと知れた、仮想空間を世界中の人たちと一緒に自転車で走ることができる、ローラー台の走行が本当に楽しくなるネットゲームです。
僕は現在子供が小さいので、なかなか外で走るまとまった時間が取れないことから始めたのですが、CGで再現されたヨーロッパやアメリカの街をいろんな国の人と一緒に走るのは最高に楽しいの一言!正直外で走るより自転車にハマっています。
Zwiftというものは知っていましたが「どうやったら始められるのかな?」という疑問がずっとあり、自分で情報を集めて無事始められるまでにいくつかのハードルがありました。
それも踏まえ、「いちばん簡単なZwift(ズイフト)の始め方」という内容で記事を書いてみようとと思います。ぜひご覧ください!
Zwiftのメリット
花粉症の季節にロードバイクを楽しめる!
幸い僕は花粉症ではないのですが、知り合いのロードバイク乗りでは結構な数で花粉症の方がいらっしゃいます。
僕がフェイスブックで「Zwift楽しい!」とアップした時「どうやったら始められるの?」と質問してきたのも花粉症のお知り合いでした。
春先、本来であれば暖かくなってきていよいよ自転車が楽しい季節のはずなんですが、花粉症の人は外に出るのがそもそも不可能・・・そんな時でも楽しく自転車トレーニングができます。
雨の日でも雪の日でも問題なし!そして事故らない!
当たり前ですが、室内なので外の天気が雨だろうが雪だろうが関係ありません。乗りたいと思ったらすぐにライドできます。
僕は基本サイクルジャージに着替えていますが「今日は軽く流すだけにしようかな〜」という日は、朝起きてパジャマのままZwiftしてそのまま朝風呂というパターンも多いです。
これまた当然ですが、絶対に交通事故に遭うことがありません。ヘルメットも被らなくて大丈夫。よそ見運転の車が突っ込んできたり、逆走する自転車と正面衝突することもありません。
Zwiftを楽しむためには月額が必要です
月額1,500円がかかります
まず、前提として月額がかかる「ネットゲーム」であるということに理解が必要です。
僕はもともとネットゲーマー(最近だとDQ10を1万時間ほどやってました)なので、ゲームに月額を払うということに抵抗はありませんでした。
ですが、基本無料のスマホゲーが氾濫している昨今、ゲームにお金を払うことに疑問を感じる層も一定数いるかと思います。
しかし、ジム通いを自宅で行えると考えればこれほどリーズナブルなものはありません。
ちなみに僕は、Zwift始めて2ヶ月で3kg痩せました。
痩せるだけでなく、しっかりとパワートレーニングを行えば、確実に自転車戦闘能力が上がり実走でも確実に速くなることができます。
Zwiftを始めるために必要なものを揃えよう
Zwiftを始めるためにはいくつかの装備が必要になってきます。すでにお持ちのものがあれば当然流用できますので、足りないものだけ買い足せばOKです。
パワーメーターは必須!
「Zwift」で検索して上位にくるブログで「スピードセンサー以外は必要ない」と紹介されていたので、自分もとりあえずそれで始めてみましたが、それではZwiftの魅力の10%も味わえません。
ぶっちゃけて言うと、パワーメーターが必須でスピードセンサーは必要ありません!
Zwiftはパワーを計測してゲーム内のアバターの速度を算出しています。スピードセンサーのみの場合は、速度とケイデンスから「Zpower」という擬似出力を算出してゲーム内に反映さえています。
このZpowerが通常より低い値が出る上に安定せず、ゲームの他のプレイヤーの99%がパワーメーターでプレイしているので、スピードメーターのみのプレイは想定されていないと考えた方が良いと思います。
自分の頑張りを公平にはっきりさせたいのなら、パワーメーター必須です!
以前はパワーメーターといえば10万越えは当たり前でしたが、ここ最近一気に価格崩壊が進み50,000円前後で購入できるようになりました。その理由は「左クランクのみ」のパワーメーターの登場です。
特にこのモデルはAmazonで購入できる上に、クランク方式のパワーメーターでは実績のある国産のパイオニア製。安心して購入できます。
ただし、このパワーセンサーはフレームとのクリアランスがしっかり開いていないと干渉することがあります。僕のTREK DOMANEはBB90で取り付け不可能だったので、4iiii製のメーターを使用しています。
僕のおすすめは海外通販!
Wiggleで購入
Wiggleはイギリスの海外自転車通販老舗で、日本向けの通販もかなり前から取り扱っています。ちなみに僕はファストフォワードの90mmハイトディープリムホイールや、11速対応のハブ、トライアスロンウェアのzootなど、いろいろ購入しております。
僕も10年ほど前からお世話になっていますが、トラブルは1回もありません。日本語での対応もありますし安心です!
Wiggleで購入 4iiii – 105 R7000 レフトアームパワーメーター
4iiii – 105 R7000 レフトアームパワーメーター
Wiggleで購入 4iiii – Ultegra FC-R8000 レフトアームパワーメーター
4iiii – Ultegra FC-R8000 レフトアームパワーメーター
Wiggleで購入 4iiii – Dura-Ace FC-R9100 レフトアームパワーメーター
4iiii – Dura-Ace FC-R9100 レフトアームパワーメーター
4iiiiパワーメーター Precisionの導入記事はコチラ
ケイデンスセンサー
ケイデンスセンサーも必須です。ただし、前述のクランク型パワーセンサーはケイデンスセンサーも兼ねているので必要ありません。
トレーニングメニューでケイデンスを指定されるものが多くあります。
心拍計
心拍計もトレーニングには必須です。ANT+かブルートゥースどちらでもOKですが、僕の場合はMacbookでプレイする関係上、全てブルートゥースで統一したのでこのモデルを購入しました。
心拍のデータがないと、レースでは正式なリザルトと認められないので注意です。
Wiggleで購入 Wahoo – TICKR ハートレートモニター
ローラー台
当然ローラー台も必須です。ただし、他のブログで強く推されているスマートトレーナーは必要ないと思います。コースの斜度を負荷で再現してくれるのは楽しいですが、パワーセンサーがあればパワーから逆算して速度を再現してくれるので問題ありません。むしろない方がパワートレーニングとしては良いと思います。
ローラーは正直なんでもOK。3本ローラーでも大丈夫ですが、追い込んだ際に転倒の恐れがあるので固定が無難。僕はミノウラのこのモデルを使っています。他のモデルと比較して静音性が高くおすすめです!
ゲームの初期設定時には「クラシックトレーナー」を選択すればOKです。ワットの出力はパワーメーターを使用すれば正確に出ます。
もともと僕は3本ローラー派で当初は3本でプレイしていましたが、コーナリングする画面内のキャラに合わせて体を傾けて落車してから固定に変えました(笑)
こちらもオススメ/コスパ最高! LifeLine – TT-01 磁気サイクルトレーナー
LifeLine – TT-01 磁気サイクルトレーナー (ライザー付き)
ANT+受信機
自転車のセンサー規格であるANT+ですが、パソコンで受信するにはUSBで受信するための機器が必要になります。ブルートゥースで統一した場合はPCやipad、iPhoneでプレイするのであれば必要ありません。
僕はもともとシグマのサイクルコンピューター(ANT+非対応)を使っていた関係上、センサー類は新規でブルートゥース対応で揃えました。
(パワーセンサー(4iiii)、スピード&ケイデンス(TREKデュオトラップS)、心拍(キャットアイHR-12))
ガーミンなどANT+をお使いなら、この受信機を買うだけでOKです。
パソコン
僕はMacbookを使っていますが、Windowsでも問題ありません。グラボもオンボードで十分ですが、できれば大画面でやりたいので、HDMI出力で大型TVに接続することをおすすめします。
これがあるとZwiftがもっと楽しく!
スマート体重計
Zwiftはパワーメーターからのワット数を元にアバターの速度を算出していますが、これにはもちろん体重の入力が必要です。(パワーウエイトレシオ)
通常体重は変わるたびに手動入力が必要ですが、この体重計があればZwiftと連携して自動で体重を更新してくれます。
乗るだけでWifi経由で体重を自動アップロードしてくれ、Zwiftのデータも更新される優れものです。安いモデルもありますが、筋肉量や骨量も図れる体組織計のこのモデルがおすすめです!
業務用扇風機
ローラートレーニングはもう、予想以上に汗をかきます。真冬はそれほどではありませんが、それ以外の季節は自転車や床がドボドボになるほどの発汗量。
エアコンや冷風扇をかけるなどの方法もありますが、やはり風を受けて気化熱で体感温度を下げるのが一番効果的です。
普通の扇風機を使うという選択もアリですが、業務用扇風機にかなうものはありません。
この業務用扇風機は床置きタイプ。部屋に置いておいても圧迫感がないデザインがグッド!使用時は椅子の上に置いています。
魅力は何と言っても風力!弱でも普通の扇風機の強以上の風圧で、最大出力にすれば気分は台風です🤣
STRAVA
トレーニングアプリのSTRAVA(ストラバ)です。Zwiftとも完全連動していて、走行後自動で走行データをアップロードしてくれます。
もちろん走行距離や登坂距離もログに保存され、しっかりと記録に残ります。(ヴァーチャルライドが反映されないチャレンジもあります)
STRAVAについてはこの記事もチェックしてみてくださいね!
Zwift companion
Zwift専用のサポートアプリです。レースの参加予約やフォロワーへのイイネ機能もありますが、メインはZwiftと同時起動して走行中のナビや進路選択、トレーニングメニューのキャンセルなどを行えるサポートアプリです。
パソコンでプレイする場合は、キーボードやマウスが使えなくなるので、スマホホルダーに入れてハンドルに固定しておけば便利!
注意点は、汗が滴り落ちるので防水ケースに入れて固定することです。スマホが汗で水没しますよ〜!
まとめ
いかがでしたか?今回は特にわかりにくい「Zwift開始までに必要なもの」に焦点を合わせて紹介しました。
やってみるとわかりますが、自転車をこぐ行為がリアルと画面内のヴァーチャルでシンクロして、ものすごい没入感があります。これを言っちゃっていいかわかりませんが、、、
リアルで外走るより楽しいです!!
パワートレーニングを気軽にできるという点でも最高に優れているZwift。Stravaを利用したパワートレーニングのやり方と管理については次の記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください!
42歳からトライアスロン挑戦開始しました!
コメント