※2017年9月1日に公開された記事を再編集したものです。
インバウンド向けツアー開発中!
こんにちわ!東裏篤史です!
京都胡麻へ移住してサイクリングツアーショップとゲストハウス、web制作をしています。
京都観光といえば誰もが寺社仏閣巡りを思い浮かべますが、豊かな自然も新しい京都の魅力としてメジャーになりつつあります。
そんな中、新たな試みとして「自転車」と「ハイキング」を組み合わせたインバウンド向けツアーを、それぞれ地元を知り尽くしたサイクリングツアーガイドと登山ガイドが力を合わせて絶賛開発中!
今回は、完成しつつある、その名も「1day SATOYMA RIDE and HIKE in KYOTO」の開発現場をみずからレポートしてきました!
新しい京都の楽しみ方を作ろう!
僕は少し前までで京都市内のサイクリングツアー会社に関わっていたのですが、2017年現在、外国人がとても増えています。仕事柄、京都市内のホテルなどの動向もつぶさに見ていたのですが、市内のホテル、旅館はなんと宿泊率93%で、その中での外国人観光客の割合が5割を越えています。
そんな中、外国人の人達と接して肌で感じたのが
「自分だけの経験をしてみたい」
という声の多さ。トリップアドバイザーでも、上位の観光スポットにニホンザルと触れ合えるモンキーパークいわたやまや、フクロウカフェ、レトロゲームが遊べるバーなど、ちょっと普通じゃない場所がランクインしています。
翻って京都といえば、寺社仏閣巡りが基本で料亭やホテルでディナーを頂くのが通例でしたが、僕が多くの外国人から聞いた言葉が
「ライスフィールド(田んぼ)が見たい」
「人がいない静かなところへ行きたい」
「日本らしい伝統的な風景を見たい」
「有名じゃなくていいから、のんびり山を歩きたい」
などの言葉。意外。全然特別な”こと”(アクティビティ)じゃない、まぁ日本人と嗜好が違うんだなーとその時は思うだけでした。特にサイクリングでは京都市内に観光で来ていながら、普段は観光客が行かないような里山や峠に足を伸ばす方も大勢いました。
折しも、京都府が「森の京都」「海の京都」「お茶の京都」キャンペーンを始め、京都の郊外の魅力を頑張って発信しており、さらに今年は政府がインバウンド観光客を郊外のアウトドアアクティビティに誘導する指針も発表されました。
そこで!今回紹介するのが僕たちGOMAの本拠地「森の京都」のど真ん中「日吉町(ひよしちょう)」です。
地域の魅力を知り尽くした山岳ガイドの前田敦子(まえだあつこ)さんと、サイクリングツアーの僕、GOMA東裏篤史(ひがしうらあつし)の「ダブルあっちゃん」が、インバウンド観光客向けに制作中の「サイクリング&ハイキングツアー」についてご紹介したいと思います!
里山ライド&ハイキングツアー
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]こんにちわ!GOMAサイクリングツアーの東裏篤史です。 [/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”atsuko.png” name=”あつこ”]登山ガイドの前田敦子です。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]前田さんはみんなから「あっちゃん」と呼ばれています。覚えやすいね(笑) [/speech_bubble]それぞれ自己紹介
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]京都胡麻(ごま)のサイクリングツアーショップ、ゲストハウス経営、webを中心とした広報制作をしている東裏篤史(ひがしうらあつし)、通称くまさんです。京都府亀岡市出身。大阪、京都市内を経て2017年4月から京都府南丹市日吉町胡麻に移住。
この地に移り住んだ最大の要因は「自転車で走る楽しさ」にあります。この愛する美しい環境を持続可能なものにするため、多くの人に訪れてもらいたくサイクリングツアー事業をはじめました。
「田舎で暮らすことはカッコイイ!」ということを次の世代の子供達に伝えるために、クリエイティブな集積地を築くことを目標としています。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”atsuko.png” name=”あつこ”]日本山岳ガイド協会 登山ガイド・ネイチャーガイドの前田です。
石川県生まれ。能登半島の海と里山を遊び場に育つ。大学時代に白山に登り、美しい風景と山生活のシンプルさに感動し、登山を始めました。
自然や文化が忘れられていくことに疑問を持ち、2015年9月から京都府南丹市地域おこし協力隊に就任。南丹市にはあまり注目されていない、昔から使われていた峠道や、お城があった山、園部の深山や天狗岩など面白い山道たくさんあることから、今後も住んでいる日吉町を中心に、多くの人が南丹市に来てくれることを目指して様々な企画や活動をしています。[/speech_bubble]
今回のツアー誕生のきっかけ
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]今回のツアーの生まれたきっかけですが、地域の人が気づいていない地元の魅力を観光資源として活かそうというところでした。GOMAのゲストハウスに宿泊してくれた海外のお客様を案内すると、針葉樹や広葉樹が茂るごく普通の日本の山を「アメイジング!」と言って讃えてくれるんですよね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”atsuko.png” name=”あつこ”]海外の方には珍しいのかな?[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]僕達日本人がアメリカやヨーロッパの広大な大自然を「すごい!」と思うように、海外の人達から見たら地元の人が見慣れている風景も非日常なんだよね。田園風景も然り。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”atsuko.png” name=”あつこ”]それは都会に住んでいる日本人の方にとっても同じですよね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]だね。それに日吉町には日本に誇る、重力式コンクリートダムでは日本有数の「日吉ダム」もあります。自然環境と現代建築が調和した景色もここ特有のものです。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”atsuko.png” name=”あつこ”]それとは対極的に、道路網が発達した現代では使われなくなった各集落をつなぐ古道がたくさんあり、そこを歩けば自然の中で暮らした昔の日本人の生活が垣間見れますよね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]そうだね。それで今回、京都丹波国定公園に指定された里山の素晴らしい環境を自転車で走るサイクリングと、里と里をつなぐ古道を歩くハイキングを組み合わせたツアーを企画したわけです。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”atsuko.png” name=”あつこ”]ハイキングだけで山を縦走しようとすると、距離的にも時間的にも難しいところがありましたが、今回自転車を組み合わせることによってそれが解決しましたね。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]うんうん。自転車なら里山の景色を見ながら気持ちのよい速度で走れるし、登山口までの区間を楽しんで走れます。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”atsuko.png” name=”あつこ”]登山はいろいろな生き物や自然と近い距離でふれあうことが出来るので、きっと思い出に残りますよ。[/speech_bubble] [speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”atsushi.png” name=”あつし”]それでは、ツアーの様子をダイジェストでご覧いただきます![/speech_bubble]
コメント