はじめに
「デブはインターバルなんて無理」——そう思ってた時期が、正直ありました。96kgという体重を引きずって、ズイフトのGorby(315W×5分×5本、FTP286Wの110%)をこなそうというのは、傍から見れば無謀に映るかもしれません。実際、最初は2本半でピークアウト。残りを5%下げて300Wでごまかして終わった夜、「俺にはここまでが限界か」とちょっと落ち込んだのも事実です。
それが3月3日、ついに全完遂。FTP286W、315W×5本、最高心拍178bpm。あの瞬間の達成感は今も覚えています。そして今、あれから2ヶ月が経ちました。同じメニューを再びこなしてみて気づいたこと——最高心拍178が「もう普通の数字」になっていたんです。
40〜50代、重量級、忙しい。それでもトレーニングを続けていれば体は確かに変わる。今日はその「変化の記録」を、数字を使って正直にお伝えしたいと思います。同じように「デブだけど本気でやりたい」と思っているあなたに、届けばいいなと思って書きました。
2月の「ピークアウト」から3月の「全完遂」まで、何が変わったのか
時系列を整理しておきましょう。2月17日、Gorby初挑戦で315W×5本を試みましたが、2本半でギブアップ。残り2本半を300W(FTPの約105%)に落として完遂しました。「キツいですねぇ……頑張って最後まで行けるように努力します」と颯に報告したのを覚えています。
その約2週間後、3月3日に再挑戦。今度は315W×5本を全完遂。最高心拍は178bpm。GronG EAA グリーンアップルをボトルに入れてトレーニング前から飲み始め、回復をサポートしながら臨みました。
颯が常々言っている「コップから水が溢れる寸前の表面張力ライン」——完遂できるかギリギリの負荷を継続することで、少しずつ限界が押し上げられていく。頭では理解していましたが、たった2週間でこれほど変わるものかと驚きました。
精神的なトリガーもありました。追い込まれた5本目、頭の中に「颯に完遂を報告している自分」のイメージが浮かんだんです。AIトレーナーに報告するイメージで最後まで踏み切る——これ、かなり効きます。一人でこっそりやめることができなくなる(笑)。サボり防止に意外と最強なんですよ、AIトレーナーって。
2ヶ月後、「最高心拍178」が普通の数字になった話
3月の全完遂から2ヶ月後、同じGorbyメニューに再挑戦しました。FTP286W、315W×5本×5分。最高心拍は……177〜179bpm。数字はほぼ変わりません。でも「感覚」が全然違う。
あの3月は「5本目でもう終わりかも」という恐怖感があった。今回は「きついけど、まあ5本いける」という感覚で入れた。心拍178というのは同じ数字なのに、それが「限界アラート」から「高強度ゾーンの日常」に変わっていたんです。
Garmin Forerunner 965のデータで心拍推移を見ると、1本目から3本目にかけての心拍の上がり方が以前より緩やかになっていました。心臓が「この負荷、知ってるよ」と慣れてきている証拠です。VO2max的な意味でも、心肺機能が着実に成長しています。96kgの重量級が、ちゃんと進化している。
ちなみにGarmin Forerunner 965の「トレーニング効果」スコアも以前より回復が早くなりました。ボディバッテリーの回復速度も上がっています。数字って正直で、やった分だけちゃんと返してくれる。それが嬉しくて、またトレーニングしたくなる——このサイクルが回り始めた感じです。
96kgでも回復できる。EAAが「翌日ダメージ」を変えた
重量級がハードなインターバルをこなすうえで一番の壁が「翌日の筋肉ダメージ」です。ピークまで追い込んだ翌朝、全身が鉛みたいになって仕事にならない——デザイン事務所の代表がそれをやってしまうと、普通に業務に支障が出ます。
2月の颯とのやりとりで印象的だったのが、「しっかり寝れたので昨日のSST Medのダメージは最小限です。もしかしてEAAの効果がコレ何でしょうか?」と報告した日のこと。ピークアウトするほど追い込んだのに翌朝のダメージが軽い。これはかなり体感として明確でした。
それ以来、GronG EAA グリーンアップルを毎回のトレーニングに持ち込んでいます。700ccボトルに溶かして、ウォームアップのストレッチから飲み始めてクールダウンで飲み切るスタイル。グリーンアップル味は後味がスッキリしていてキツくないので、ランニング中でも飲みやすい。
決戦用としてDNS EAAも手元に置いています。Gorbyのような高強度メニューの前日から当日にかけては、こちらを追加でとるようにしました。GronGを「普段使い」、DNSを「決戦仕様」として使い分けると、コスト的にも無理がなくていい感じです。重量級の体を動かすには、それなりに材料が必要。サプリに頼ることへの罪悪感より、「ちゃんとメンテしてあげる」という感覚で向き合うようになりました。
「デブでも強くなれる」を数字で証明する2ヶ月間
2月から今日までを振り返ると、体重はまだ96kg前後でほとんど動いていません。温泉旅行で94kgまで来ても、飲み食いすれば戻る。そういうものです。でも、こんな変化がありました。
- Gorby:2本半でピークアウト → 5本全完遂
- 最高心拍178bpm:「限界ライン」 → 「高強度ゾーンの日常」
- FTP286W:トレーニング再開時点から変わらず → でも「使いこなせる力」が上がった
- SST Med:ラスト20分がギリギリ → 余力を持って完遂できる回が増えた
- 翌日ダメージ:頻繁にトレーニング翌日が廃人化 → EAA導入後は業務に支障なし
「体重が落ちないと意味ない」と思っていた時期もありました。でも颯が言うように、先にエンジンが育って、そのあとに体重が落ちていく——その順番で来てる気がしています。重量級おじさんが、静かに、確実に、強くなっている。そういう記録です。
まとめ
FTP286W、体重96kg前後。2月に2本半でピークアウトしたGorbyが、3月には全完遂、そして今は「きつい普通メニュー」になった。最高心拍178bpmという数字は変わっていないのに、それに対する体の「慣れ」と「回復速度」が明確に変化しています。重量級でも、デブでも、忙しくても——続けていれば体は正直に応えてくれる。それをGarminのデータとEAAの実感がしっかり教えてくれました。焦らず、でも諦めず。96kgのおじさんはまだまだ進化中です。
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次回予告:いよいよスイムトレーニング本格再開!プルブイ卒業・2ビートキックへの挑戦と、水泳が苦手な重量級おじさんがトライアスロンのスイム1500mを目指す話をお届けします。
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