パパは「はたらく育休」を選びました。
\GOMA きのこ育休企画/
2017年に京都の“まち”から胡麻というかわいい名前の“田舎”に移住したGOMAくまさんは、2018年春めでたく元気な男の子のパパになりました。
移住を機に妻きのことともにGOMAという多業に取り組むビジネスを立ち上げ、いわゆるフリーランス(自営業)で仕事を生む毎日。
創業1年目を無事終え、2年目を迎えると当時にやってきた妻の出産。2人で助け合いながら自転車操業な毎日に、子育てという一大事業が加わり、パパとして育児参加を自然と受け入れたクマさん。人生生まれて初めての育児はどんなものでしょう。働き世代のパパが育休を取ると仕事は、収入は、どうなるでしょう。
ママのワンオペ育児、パパの子育て参加などネットで記事を見かけない日はない今、くまさんが選んだ「男親の子育て」決断と考え方に妻が迫ります。
くまさんプロフィール
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第2回 パパだって出産に立ち会いたい。息子爆誕編
今回私の出産に立ち会うことにしたクマさんですが、
初産ということで予定通りにはいきませんでした。
そういうものなんだよね?
そういうものらしいです。
初産は大抵予定日より遅れるらしく、
私たちも予定日1週間過ぎました。
病院の判断で、41週を超えた時点で入院して
陣痛を待つことに。
実際には、入院日当日夜中に破水して
救急で入院しちゃった、という。
それから産まれるまでの2日間は落ち着かない48時間だったね。
立ち会うって言っても、いつどのタイミングかわからないもので。
僕はPCを持ち込んで、スマホをテザリングしてネット環境を確保。
ウェブの仕事とメールのやり取りをしながら付き添うことに。
途中、着替えや対面の仕事で外すときは僕の母に代わってもらって
きのこには誰かが付き添っている状態にしました。
お義母さんなくては、陣痛は乗り越えられませんでした。
(泣)僕もがんばったよ。
何より、妻に罵詈雑言言われなかったのが嬉しかった。
パパママ教室で「どんな酷い言葉をかけられても我慢してあげてください。」
って教わったもんね。
そう、どんな酷い言葉をかけられるか内心ヒヤヒヤ。
きのこは陣痛促進剤を使用することになって、初日は薬の効きが弱めで
和やかな1日だったね。
ドラマは2日目に起こった。
僕はいったん着替えに家に戻って、母が代わりに付き添いに。
仮眠をとっていたら、それまでポンポンやり取りしてたLINEが
途切れてなんかおかしいな、と。
そんな気持ちで病室に向かいました。
相変わらずパソコンは持ちつつ。
したら妻が義母に腰マッサージされながらうんうん唸っていた!
いきなり本番きたみたいな。
昨日の点滴は一体何だったんだ、というくらいドラマチック。
そんないいものじゃない。
陣痛、なめてました。
瞬間的に世の中全てのお母さんを尊敬しました。
僕は、どれくらい体力温存したらいいか考えたり、
パパママ教室で教わったように妻には何でもしてあげるつもりで
必死に腰マッサージをしたら・・・
下手すぎてお義母さんをリクエストした私。
僕は、妻から酷い言葉をもらわなかっただけ幸せです。
それもパパママ教室で教わったね。
ここには書けないような酷い言われようにはならなかった。
正直必死すぎて、意識がそっちに行かなかったという。
ひどい。
そしてやっと待ちに待った陣痛室に通されて。
陣痛に苦しむ妻に涙が出ました。出産ってすごいことだなと。
陣痛の後半過呼吸でほぼビニール袋を被っていて、
陣痛の間隔が1分もあかず、波が来る、引く、の繰り返し。
途中、我慢できなくて「お腹切ってくれ。」「気を失いたい。」って
言っているのをみて再々産みの苦しみを側で見ました。
もう我慢できないらしく、助産師さんの話も「もう嫌だ」って。
担当の助産師さんがめちゃクールで「気を失いたい。」って言ったら
出産は気を失えないんですとさらりと。
超クール。
破水しても、陣痛がとめどなくきても、
子宮口が開かないと出産できないことをその時初めて知りました。
1秒がとてつもなく長く感じて早く、早く、分娩室に入る許可が欲しかった。
そしてドラマは待っていた。
ドラマだね。
今回、自分たちの前に2人出産が予定されていて、
病室、陣痛室、分娩室全て待ちの体制だったから、
妻にとって分娩室はゴールだったよう。
陣痛促進で短期集中の陣痛が終わりを告げる時、
僕は助産師さんの指示で出てきそうな赤ちゃんの頭を
押さえていました。
グイグイ出て来るのがわかったと。
うん、グイグイ頭を感じたよ。
そしてやっと分娩室に通された時、
僕は初めての出産でかかる時間を見越して
体力の温存、とりあえず手持ちのお茶を取りに行こうと
・・・したら産まれた。
やっと息んで(力を入れて)いいって助産師さんから
言われたので分娩室に入った時すでにちょこっと出てました。
股から太い茶筒が通過するような感触です。
なんちゅう表現(笑)
分娩室内では、先生がまだ手術着に着替えていない段階で、
助産師さんが「ベビーキャッチ!!」と叫ぶ、全員まだ準備中で大慌て。
はい、分娩台に座った瞬間産まれました。
出産の痛みはほぼありません、それより分娩室に行けた喜び。
病院記録的なことを言われてたよね。
きのこのすごい笑顔が忘れられません。
初産だけどそれほどかからなさそう、って判断してたとも。
結果、それをはるかに上回るスピード出産で
なんかみんな拍子抜けして笑いが起こっていたし。
外で聞いてたうちの母は「すんごい大きな泣き声やった」とも。
寝っ転がっている間にアレヨアレヨと後産から縫合まで。
私は上を向いているので何が起こっているかほぼ知りません。
僕は全て見たよ。
羊水とか胎盤とか。胎盤ってあんなに大きいのかって
赤ちゃんを守ってくれたんだなぁと感動。
もちろん出産の素晴らしさに感動して妻に感謝したね。
きのこは何に感動した?
めっちゃクールな助産師さんがいいお産だったって
めっちゃ褒めてくれて感動。
それかい!
<続きます>
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きのこママおすすめアイテム一覧
アップリカ ニオイポイ
紙おむつをポイできる消臭ゴミ箱。
カートリッジ式で筒状のビニール袋にオムツが貯まっていきます。
匂いもしないしいっぱいになったら内臓のカッターで袋を
カットして結んでそのまま燃えるゴミに。これは発明です!
詰め替えカートリッジがお高いので、できるだけぎゅっと
圧縮して捨てるのがポイント。
パンパース オムツ テープ さらさらケア 新生児
お紙おむつの王様パンパース。
圧倒的なのはサイドギャザーの威力。
どんなにウンコしても絶対に漏れません。
おしっこサインが見やすくわかりやすいのもマル。
他の紙おむつと違って腰回りがかなり伸びるので
赤ちゃんがきつくないのも良いポイントです。
ピジョンおしりナップ
紙おむつとセットで使用しています。
うちではくまさんがオムツ担当大臣でプロ級の腕前です。
交換時はナップを2枚用意。新しいオムツをお尻の下にセットしてから
履いているオムツのテープを解放。ここでおしっこを放出されても
大丈夫なようにナップでおちんちんを覆います。
その状態で古いオムツをパージ、汚れたお尻をもう1枚のナップで
くるりと拭いてあげて、おちんちんのナップを使って仕上げ拭き。
これで完璧です!
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