さらにすごい!ドローンのテクノロジー
リアルタイムでドローンからの映像が見れる
これもすごいポイントです。なんてったって、スマホでドローンから見た映像がリアルタイムで見れるんですから。
もし、撮影はできるけどリアルタイムで映像が見られなかったら、カメラがどっちを向いてるかもわかりませんし撮影も不可能。
もちろん、通信範囲もものすごく広く、この機体Phantom3 Standardなら500mまで飛ばすことが可能です。(上位機種なら4~7km!)
そこまで離れても、こちらからの操作を受信して正確に飛行し、なおかつ機体からの映像をほぼタイムラグ無しで手元のスマートフォンで見ることが出来る・・・
これを「FPV(ファーストパーソンビュー)」と呼び、ドローンからの一人称視点での操作が可能になるのです。
まさに、大空を鳥になって飛ぶ視点を得られるわけですね!
で、こんな動画が取れるんです。
うーん。まさに鳥になった気分!
自分で戻ってくる
このドローン Phantom3 Standardをはじめとする上位機種は「自動フライトアシスタント」機能を有しており、なんとボタン一つでこちらに返ってくることが出来るのです!
これは、GPSを利用して機体が離陸した場所を「ホームポイント」として記憶することで可能になる機能。
この機能のすごいところは、機体と送信機の通信が途絶えたときや、バッテリーが残り少なくなったときなどに即座に帰還する、というところ。
帰還時の高度も設定できるので、まわりに高い木や建物がある場合はそれ以上の高さを余裕を持って設定しておけば、いったん上昇してから戻ってくるので安心です。
また、最新機種では障害物回避機能も付いており、飛行中に障害物に当たりそうになった時はなんと自動でその障害物を避けてくれます。
うーん、かしこい!!
自分で飛ぶ
先程の帰ってくると近いですが、Phantom3や上位機種は自動追尾などの自立飛行も行います。
この機能が面白く、ぜひ自転車を追走したり並走する動画を取りたいなと考えていました。
ただ、Phantom3 Standardとそれ以降のDJIの上位機種は自動追尾(follow me機能)に決定的な違いが・・・
それは、Phantom3 Standardが「送信機(コントローラー)側にあるスマートフォンのGPS情報」を頼りに追尾するのに対して、Mavic pro(マヴィックプロ)やPhantom4などの上位機種は「映像認識した対象」を追尾するということです。
つまり、Phantom3では自動追尾される側が「送信機を持っていないと追尾できない」のです。
ロードバイクを運転しながら送信機を持つのは非常に困難。
自動操縦については面白い機能だと思っていただけに残念。
ちなみに、上位機種のMavic proの自動追尾機能を利用した動画はこちら。
以前、様々なドローンをお持ちの紳士からMavic proを使わせていただいたときにテストで撮った動画ですが、ものすごくスムーズに被写体を認識して追尾しているのがわかると思います。
これが、スマホのカメラに映る対象をタップするだけで実現するんだからすごいの一言。
ちなみに余談ですが、Mavic proはなんと折りたたむことが可能で、折りたたんだらなんとペットボトル程度の大きさになります。
送信機もプレステのコントローラー程度の大きさで、予備バッテリーなどを含めてもバックパックに余裕で収まる大きさ!
自動追尾や被写体との並走、スマホでタップした場所に自動で飛ぶ機能、ジェスチャーで撮影する機能、障害物回避機能などまさに全部のせ!
非常に欲しい!
さらに余談ですがGOMAは動画撮影、編集もお仕事として受け付けております。経験のあるスタッフが最高の動画をお撮りいたしますので、ぜひご依頼ください!
まとめ
さて、「ドローン×自転車 連載第1回」は、Phantom3 Standardを使って、ロードバイクを空撮する検証を行ってきました。
結論を言えば、十分可能です!
次回は、ドローン扱うときに必要になるメカニックの基本構造ついて解説していこうと思います。
最後に、今回テストで撮影した動画を使って、ささっと寝る前に1時間ほどでサンプルムービーを作りましたのでそうぞ!
ドローン空撮楽しいですね!GOMAのまわりは自然いっぱいで飛行禁止区域もほとんどありません。
ゲストハウスに泊まりに来ていただいてのドローン合宿や、サイクリングとドローンを組み合わせた撮影会などどんどんやっていきたいです。
興味のあるかたはぜひご連絡ください!
コメント