ご近所旅行、小さな旅行、地元を旅する、いろんな表現で語られるマイクロツーリズム。「それって面白いの?」となかなかピント来ない人もいらっしゃるのではないでしょうか。
観光地から離れたところにあるゲストハウスGOMA。普段着の田舎暮らしを肌で感じられる、1組限定の小さなお宿。ご案内するエリアは里山と豊かな自然に囲まれた、まさにマイクロツーリズムにぴったりなロケーション。素敵なベーカリーカフェでモーニングができたり、田舎道のサイクリング。変化が多く、ストレスを溜めてしまいやすいこの頃、気軽に楽しくリフレッシュ!マイクロツーリズムの方法 in 胡麻をご紹介します。
電車でも車でも京都・大阪から1時間超の「ドライブ旅」
大阪から1時間半、京都から1時間の胡麻。普段あまり運転しない人でもほどよい距離です。道中、渓谷のような谷と山だけの道があり、旅情感増し増しです。夜は鹿がよく通るので、宿泊のチェックインは明るいうちにどうぞ。
ガイドブックは地元のフリーペーパーgomanote
胡麻旅のイチオシアイテム「gomanote」。地元の人たちが普段使いしているお店や、魅力的な人を紹介しています。市内はもちろん、京都市内のカフェにも置いてあるので事前にチェックもできますよ。
そのほかにも、市内のお店情報が一目でわかる、南丹市移住ガイドブック「楽しい移住」も周遊におすすめです。こちらは、移住希望者さんに向けて作成した本ですが、観光情報がまとまってみられる!と好評です。
表現できない気持ちよさ。お庭や和室で「朝ヨガタイム」
本当に静かな朝が胡麻にはあります。鳥のさえずり、葉っぱがこすれる音、ゆっくりと明けてくる空の下、ヨガをするとまさに「いい1日」がはじまる予感しかしません。
もちろん、お部屋からもこの風景が見えるので、窓を開けて、室内でヨガもいいですね。
ちなみにわたしは、Youtubeでまりこ先生のチャンネルを見ながら自宅でヨガをしています。短時間でできるものから、トレーニングタイプのものもあり、おすすめです。
できそうでできない、レアな体験「ベーカリーでモーニング」
宿泊ゲストさんにダントツ人気の朝カフェ。
朝8時からオープンしているドイツベーカリーカフェゾンネウントグリュックさん。定期的にドイツに出かけて研鑽を積んでいらっしゃる職人のオーナーさんが毎日おいしいパンを作られています。朝の時間帯はサンド系のパンやデニッシュが並びます。ほかほか焼き立てが次々仕上がる朝、湯気があがってきそうなふわふわ、さくさくのパンを頬張る幸せ。相性のいいドリンクは、美山牛乳。
せっかく郊外にお出かけなので、外のテラス席がおすすめです。ワンちゃん同伴も可能です。
自然と一体化する「森林浴サイクリング」
女性に一番人気のサイクリング。
スポーツサイクリングの経験がない方がチャレンジされたり、ロードバイク乗ってる方がお友達を誘ってくれたり。「自分にあう自転車を探したい。」と相談がてら参加されたご夫婦は、おすすしたショップに後日足を運んでお二人とも気に入った自転車を購入されたとご報告いただいたことも。
自由に乗りたい人はレンタルバイクを、ガイド付きツアーは事前予約で受け付けています。
ちなみに、トレッキングや林道散歩というオプションもあります。もし背負子が必要であれば1台レンタルできますのでリクエストしてくださいね。
ソーシャルディスタンスを気にしなくていい「紅葉スポット」
GOMAには、たくさんの紅葉と大銀杏が植っています。例えば、写真撮影したり、ここでレジャーシート広げてテイクアウトしたゾンネさんのパンをいただくのも楽しそう。
やっぱりお土産も買いたい「ローカルクラフトショップ」
そんなあなたにおすすめの場所がこちら。
地元でお土産?!とか思って足を踏み入れても大丈夫です。絶対に見たことがない、手にしたことがない、あたたかなクラフトが溢れています。元南丹市地域おこし協力隊の藤村香菜子ちゃんがセレクトした、南丹&丹波エリアの工芸品が集うギャラリーカフェです。ゲストハウスGOMAではバスルームに櫻陶房さんの三連皿を置いています。個人的には枝豆皿と呼んでいます。(見た目がさや入りのお豆さんなので。)
オンラインショップもあるのでぜひご覧になってください。
マイクロツーリズムは楽しい!
地元の人に教えてもらって訪ねてみる場所は本当に特別な思い出になります。
この記事を書きながら気が付いたことは、実はマイクロツーリズムってインバウンドの宿泊ゲストさんにおすすめしていた楽しみ方だなぁということ。日本人に比べて、自由な旅行スタイル(とりあえず現地についておすすめを聞く方式)が多い海外ゲストさん。彼らはとりあえず到着してから「ここは何があるの?」と尋ねます。わたしたちは、散歩やサイクリング、ピクニックなど時間を忘れて気分転換になるアクティビティをご紹介しています。
サイクリングで美山にいくよ!と自転車レンタルされたゲストさんは帰ってくるなり「人生で一番長い距離走ったよ、すごいね!あはははは!」とか、とりあえず山歩きしたいから、と軽めのハイキング装備で1日散策したり、雪が珍しい国からのゲストさんはお庭で雪遊びを楽しんだり、本当にシンプル。
彼らにおすすめしていた胡麻旅の楽しみ方を知って、「面白そう。」と感じたなら間違いなくマイクロツーリズムの面白さがわかる人。ぜひ旅する機会があるときに、お近くの里山や胡麻を選択肢に加えてみてくださいね。