移住ってそんなにすごいの?移住してから考えてみた。

自分の子孫が定住するとは限らない

とはいえ、「定住してね。」という堅実で重きエール。今移住して半年ほどですが、まだのんびり受け流しています。そして、移住者の立ち位置は「よそもの」「まちの人」で、当分何世代か「まちから来た人」になるのです。京都では、300年続いた宗教ですら「新興宗教」と呼ばれる、なんて冗談がありますがあながち田舎への移住はそんなものかもしれません。

そして重要なのは、自分の暮らしを変えに移住したけれど、子孫にとってその暮らしが最適とは限らないということ。この先どんな変化が暮らしの中に生じるかわからない時代で、定住というプレッシャーは周りからかけられることがあっても、自分にかける必要はないと考えています。「したいな。」というくらいがちょうどいい、です。

孫世代はどんな世界になってるのだろう。

まちづくりからの学びと葛藤

そして実際に移住したわけですが、少しの迷いというか解けない問題のようなものがあります。

自分が住む地区は、集落は、この先本当に残っていくのだろうか。

というものです。あえて「残していくことができるのだろうか。」と言わず、客観的に言ったのは自分がどれだけその部分に関わっていけるのかまだ疑問があるからです。昔、15年ほど前行政で働いていた時、まだ地方創生に税金が今ほど配分されていなかった時代、都市計画の分野ではまちづくりの在り方のような議論は色んな場所でされていました。その中で、画期的だったアイデアがこんなものでした。

とあるコンサルさんが行政からまちづくり(総合計画)の見直しを請け負った際、まず初めにする議論のプロセスが1まちづくりに積極的な人と、完全に反対意見を言う人を集め、2そのまち(村、地区、集落などケースバイケース)を本当に引き継いで行きたいのか、なぜ閉じる(廃村)ことが駄目なのか、もしくは閉じることもあるのか、と住んでいる人主体で自由に話し合いを持つというものでした。

今ではさして珍しくない手法でしょうが、これはガツンと響きました。大きな都市では、人がいなくなり、その機能が失われ、滅亡する可能性は、地方の農村と到底比較することができません。もともと、性質が違うのです。(いや、都市圏でもあり得ますという議論は今回はしません。)

そんな時、自分の家からドライブに出かけて、ちょっと苔蒸した地区の標識をたどって秘境とも言える集落に向かうと限界集落を時々見かけます。廃村もあると聞きます。人口10人以下で、平均年齢が75歳以上という地区もあります。このような地区に移住することの意味や喜びは、どんなものでしょう。これから果たしていく使命のようなものを背負うべきでしょうか。住むことで、行政サービスがそこにもきちんと配分されることで税負担が大きくなることはないでしょうか。かと言って合理的に人が住む地区をシステマチックに集積して果たして良いのでしょうか。ふと、そんな考えが頭を巡ります。

向いてる人とそうでない人

少し真剣に真面目な話をしてみました。

移住すると夜静かに過ごせるので色々考える時間ができるのです。(これはいいこと)

移住するとますます深掘りしていくのが、地域らしさ、集落の個性、のようなものです。そういった点で移住に向いている人は地域の付き合いやつながり、活動に積極的に参加したい人が抜群に向いています。そしてここからは特に女性に向けてですが、田舎の退屈ポイントを挙げていきます。正直「耐えられない!」と思えば移住はちょっと長めのスパンで考えていいでしょうし、「いけるかな。」と思う人はきっとそのうち平気になります。

都会(と書いてまちと呼ぶ)にあって田舎にないものベスト5

働く女性目線で選びました。

 第5位 お洒落なアレコレ・・・今はネット時代♪ 
 雑誌でみたアレ、はありません♪
 amaz◯nやz◯z◯t◯wnにお世話になります。
 想定していたから平気ぶるが、ウィンドウショッピングもしたい♪

 第4位 隙間時間に買い物・・・行けない。 
 車でどこまで行きましょう♪

 第3位 お花屋さんでミニブーケ・・・仏花ならお任せ♪ 
 ちょっと気持ちをUPしたいときにセンスの良い花束は、予定して買いましょう♪

 第2位 ホッと一息、何気なく通えるコーヒーチェーン・・・は家から1時間♪ 
 free-wifiってなんのこと♪
 いつでも空いてる、カフェを願ってやまない日々♪

 第1位 仕事帰りの友達とちょっと飲みに・・・行ったら帰れない。 
 まず仕事帰りに飲みにいける友達というシチュエーションが作れない♪
 行くなら足の確保をしておきましょう♪乗り越しマジ危険♪
 家族にはお酒を飲まず待機をお願いしておきましょう♪(夫婦で飲むなら喧嘩もの)

いかがでしょう?第1位に好きなお酒ネタにしましたが、仕事帰りにぱぱっと思いついて、誰か誘ってソトでちょい飲みするのは好きな時間だったので、これがなくなったのは残念です。終電ダッシュも懐かしい思い出・・・ですので最近めっきり夜に弱くなりました。ビバ、朝型生活。(これはいいこと)このランキングを見て「無理だ、自分にはできない。」と思う人が移住すれば、それはすごいことです。

結論 多分そんなにすごくない

とここまであっちにこっちに多方面から移住って何?すごいの?と考えてみましたが、おそらくそれまでの都市圏での暮らしからシフトする、決断はすごいことなんだと思います。まだ実行に移していない側から見た場合。

しかしながら、移住した側は、それが自然だと感じて動いているので、多分そんなにすごいとは思っていない、ノープレッシャーでけれど「暮らし」への関心が非常に高いように感じます。一つ言えることは、都会(まち)に比べて、日常で自分の存在感は大きくなるということです。都会に行けば、誰でもない自分になってその他大勢になることはとても簡単です。電源オフ、という言葉もしっくり来ます。しかし田舎だとそうはなりません。ことあるごとに助け合い、集まり、行事に参加したりご近所さんとの繋がりを持つと、どんどん存在感が増します。(電源オフでなく、電波届かない、はよく起こります。)ですので、すごいかすごくないかは置いておいて、やってみるのが一番いいと思います。気をつけたいのは、移住者だから、と肩肘張ってあれもこれも地域の事柄に関わって、責任感からあたかも活動家のように、自分に新しい役目を作ってしまわないことです。結果、そういったことに磨耗してしまい定住を断念した方もいらっしゃるようです。

 ポイント 活動家でなくていい 

これ大事。

必要なのは、自分の意思とちょっとしたお金、それから応援してくれる移住先の知り合いです。気になる収入面ですが、選り好みしなければあります。自ら起業したいと考えているあなたはこちらもおすすめ

田舎で創業するか、いまの暮らしを続けるか、それが問題だ。

それでもやっぱり不安なら、お試しか登録がおすすめ

これからどんどん自治体が進める移住政策は使いやすいものになっていきます。その中で、今各地で移住体験できる物件が増えて来ています。いきなり空き家探し、ではなくまずはお試し移住で疑似体験をしてみてください。行政独特の、条件厳しそうなとっつきにくい申込書さえクリアすれば、価格はかなり手頃ですし、その地区の風土や雰囲気を肌で感じられます。ぜひぜひ、頭で移住すごい、移住大変と考えてばかりではなく、田舎の新鮮な空気を吸いに行ってみてください。

もしくは、空き家バンクへの登録も検討の価値あり。もし古民家に住みたい、初期投資を抑えるために中古を検討しているなら、一度気になる地域の空き家バンク窓口を訪ねてください。自分の希望100%叶える物件はまず見つかりません、人それぞれの暮らし方や地域特性があります。ですので、まずは窓口で希望の物件を伝えて、「この人のために物件を手配してあげたいな。」と思ってもらえることがポイント。先輩移住者を教えてもらえる場合もあります。私たちの住む南丹市の空き家バンクの相談はこちら。南丹市定住・企画戦略課 登録は定住促進サポートセンターで行なっています。(ホームページなし)

 
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