団塊生まれのリタイア世代が幸せな移住をする方法。

こんにちは、GOMAキノコです。2017年春、胡麻(京都の田舎)の古民家を改修して移住、夫婦で起業、日々の暮らしから感じることをブログで発信しています。そんなキノコの両親も、長野県は八ヶ岳の麓に移住しています。私たちより2年早く、です。その当時両親はすでにリタイア世代でした。

ごくごく普通の収入レベルの、サラリーマン家庭の一つが移住をしたのです。テレビで見るようなゆとりある悠々自適、ではなく贅沢をしない、普通の家族です。

今回は、そんな両親にスポットをあて、どうやって都市郊外に住むサラリーマン家族が、田舎で畑仕事をするまでになったのか、そのプロセスを大まかにお話しします。今まさに老後を考えているあなたへ、両親が移住したいと言っている若い世代のあなたへ、両親を後押しできるアイデアがきっと見つかります。前向きで思い描いた暮らしを実行するための、リタイア世代の移住についてです。

構想5年、実行半年

両親が具体的に移住を考えて話を始めたのはちょうど父親が退職した頃、会社員だった父の都合と子育て環境がマッチした新興住宅街(分譲当時)に30年ほど住んでいました。郊外で鉄道こそなかったものの、普段は車や自転車でちょっと行ったところに学校、スーパー、総合病院、ショッピングモールが揃っていてなかなか便利なところでした。一つ難をつければ、自然が好きな家族にとってちょっと退屈なエリアだったことでした。

パパ
もうあっちこっちするのは面倒だけど、この家ももう古くなってきたし・・・。自転車のコースいっつも同じなのもなぁ。

※リタイア後、健康のためスポーツバイクを始めていました。

ママ
わたしは田舎がいいなぁ。山があって自然があって、庭とか畑したいわ。

子供や家族の生活のため仕事を頑張っていた父、子育てに必死だった専業主婦の母、やっと自分たちの暮らしを中心に考えられるようになったその頃、毎日仕事→毎日サンデーで焦燥感があったそう。二人とも趣味が山、自然、だったので毎日2、3時間かけて山に行くわけにもいかず、自宅の周辺では退屈・・・このまま平凡な毎日でいいのか、特に母はまだまだあちこちお出かけしたそうでした。一方父はと言うと、そんな状況ながらあまり変化を好まず、このままでもまぁいいよ、とそんな感じだったように思えます。これからの暮らしを考える二人の若干の温度差が、移住という行動をとるまで5年かかったのでした。ところが、住む場所が決まった途端、契約〜引っ越しは半年で完了。その行動力の秘密とは。

ポイント 団塊世代の行動力は、衰えない。 

まさに憧れはテレビ

移住がキーワードの家庭ではきっとこの2番組はチェックされているでしょう。リタイア世代は”人生の楽園”(2000年〜テレビ朝日系列)、その子供世代は”住人十色”(2008年〜毎日放送)。それぞれに移住をして、素敵な建物を作り、新しい人生を始めている・・・漏れなく両親も夢中に。毎週録画、せずとも家にいるので欠かさず見ては憧れと諦めのため息。「うちにはこんなにお金がないわ・・。」テレビに映る楽園のみなさんは、退職金がかなり潤沢か、それまで役員ポストのような、経済的に余裕がある雰囲気が見てとれたからです。ゆとりは、一般の会社員生活で子供を大学にやった頑張った家庭には非現実的、専業主婦の年金に至っては(省略)厳しい状況ですから。

とはいえ、いろんな暮らし方を放映してくれるので引き続き毎週楽しみにしていました。ネット、スマホより、テレビや新聞の信頼度がまだまだ高いもの。

ポイント テレビはやはり重要な情報源。 

不動産はネットで検索、内覧予約は勇気を出して

新聞、テレビで育ったアナログ世代の両親ですが、母はちょっとだけネットができます。これ、同じ世代の親を持っている人なら分かる表現かと。自分の好きな買い物や、メールでオークションのやり取りなど割と活発にネットを使っています。そんな母は、いつからか「自然に囲まれて暮らしたいなぁ。」という思いを膨らませて、家事を片付けた夜にネットでポチポチ不動産情報を検索始めました。

そんな頃、父は早寝早起きなので母が何を調べているか詳しくは知らなかった様子。移住したいという母の気持ちを最優先(?)してか

パパ
お母さんの住みたい家だったらそれでいい。わしは母さんがいいと思ったら買う。 

と口癖のように言い、母は

ママ
そんな・・・私一人じゃ決められない。

と、突き放されたような不安を抱えつつ、物件探しは母のみが行うようになって、夫婦の気持ちがずれたまま、ちょっとしたわだかまりを作っていくのでした。父は今まで家族でそうしてきたように、あくまでスポンサー、母は一緒に探して「あれいいね、これいいね。」と相談したかったようですが、決めかねるままひとりぼっちで探して、父に見せる、お互いうまく進めることが難しいようでした。

そうこうしながら、少しずつ進めようとしていた二人は(主に母サイド)気になった物件に内覧の電話をかけて待ち合わせのアポイントを取り付けたのでした。

それまでネットの世界だった移住が、いよいよ動き始めたかに見えたのです。

ポイント ネット情報をどこまで信用するのかが難しい。 

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