誰でも簡単に出来る!自転車ラックを自宅に格安でDIYする方法【祝!サイスポ掲載】

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【GOMA (ゴーマ)】くまさん(夫)ときのこ(妻)のユニット。京都胡麻(ごま)に移住して、新しい田舎暮らしを提唱するGOMA(ゴーマ)を立ち上げました。ゲストハウス経営とサイクリングツアーをはじめとしたアウトドアアクティビティ、ウェブデザイン、デジタルマーケティング、ドローンフォトグラファーなど多業を行なっています。サイクリングやテクノロジー、DIY、田舎暮らしの情報などを中心に誰にでもわかりやすく解説しています。2018年第一子誕生。
現在はZwiftでヴァーチャルライド中心にロードバイクを楽しんでいます。ユーザーネーム「Atsushi Higashiura(gomanote.com)」。2019年夏からマラソン挑戦に続き2020年からトライアスロン挑戦。
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自転車ラックを誰でも簡単に自作!

Cycle Sports 2020年10月号に掲載されました!

こんにちわ!東裏篤史です!

京都胡麻へ移住してサイクリングツアーショップとゲストハウス、web制作をしています。

今回は、木製の自転車ラックと壁掛け自転車ラックをDIYで作ってみましたので、その方法とコストなどをみなさんにお伝えしようと思います!

ものすごく簡単に、しかもお手頃価格で作れますのでぜひ実践してみてください♪

【この記事は2020/8/20に一部加筆しました】

木製自転車ラック

木製自転車ラック。サドルを引っ掛けるだけで簡単に自転車を停められます。

木製自転車ラック。サドルを引っ掛けるだけで簡単に自転車を停められます。

まずは木製の自転車ラックです。上の写真が完成品です。よくカフェや店舗の前に設置してあるサドルを引っ掛けるタイプのものですね。

GOMA(ゴーマ)に自転車で遊びに来てくれる人が多いので、気軽に自転車を停めてもらえるようにと考えました。将来的にはカフェもやってみたいですしね!

材料ですが、単管(鉄パイプ)などの金属製もありますが、風合いがやはり木の方が良いのと重量が軽いことから木製を作って見ることにしました。

材料

  • 2×4(ツーバイフォー)材 1050mm×4本、1820mm×1本
  • ソーホーズブラケット 1セット(2個)
  • 木ネジ 30mm 8本
  • 防腐剤

制作方法

まずは2×4材の用意です。足の長さですが、ブラケットと合わせてベストな高さを割り出してみたら105cmがちょうどいい高さだと判明。(僕のロードバイクがフレームサイズ580なのでそれに合わあせました)580はそうそういないと思いますので、みなさんもこれで作ればほとんどの自転車が簡単に停められると思います。

2×4材はホームセンターなどで簡単に購入できます。基本サイズは高さ38mm×幅89mmで、長さが910mm、1820mm、2438mmの3サイズとなっています。

ほとんどのホームセンターでは、購入時に無料もしくは少額でカットしてくれるサービスがありますのでカットしてもらうと便利です。

その時、店員さんが「長さに誤差が出ますがよろしいですか?」と必ず聞いてきますが、自転車ラックの場合はまず問題ありませんのでそのまま頼みましょう。

4本用意が必要な足は2438mmサイズを2本購入して1050mmにカットしてもらいましょう。上に渡らせる1本は、1820mmをカットせずにそそまま使用で良いでしょう。

カットした材が用意できたらまず防腐剤を塗ります。生木でも良いですが、屋外での使用を考えた場合防腐剤は必ず必要です。

オススメはホームセンターで購入できる「クレオトップ」。防腐防虫効果があり、ペンキのように木材の呼吸を妨げないので木が長持ちします。

屋外で使うウッドデッキなどDIYで大活躍するので僕のオススメは16L缶です。ホームセンターでは割高になることが多いのでAmazonで購入しました。

缶をひっくり返してよく撹拌してから塗料バケツに必要な分だけ出しましょう。ハケに染み込ませたらよくしごき、すべての面にまんべんなく塗り込みます。たれた場合はハケでさらに塗り込めばたれ跡を消すことができます。

最低2時間は乾かしたあと組み立てに入ります。

ソーホースブラケットで木材を接合します。

ソーホースブラケットで木材を接合します。

ここで使うのが上の写真の黒いパーツ「ソーホースブラケット」です。Amazonやホームセンターで購入可能で、これを使えば非常に簡単に木を接合することが可能です。

足になる材を2本差し込みます。一番奥まで差し込んでOK。あとは横から木ねじで固定します。固定には電動工具が必須です。DIYやるならぜひ購入しておきましょう。

僕が実際に使っている電動工具はコレ、「ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) マルチツール プラス 18V EVO183P1」です!

ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) マルチツール プラス 18V EVO183P1

ブラックアンドデッカー(BLACK+DECKER) マルチツール プラス 18V EVO183P1 写真提供:Amazon

電動工具で僕が一番重要視するのがなんと言ってもパワー。プロユースでも使用できる18V以上の工具が絶対条件なのですが、このツールはそれに加えてなんと、アタッチメントの差し替えで別の工具に変身してしまうのです!

スタートセットでも「電動トルクドリル&ドライバー」「インパクトドリル&ドライバー」「丸鋸」「サンダー」の機能を兼ね備えています。

ブラック・アンド・デッカーの紹介だけでも1記事書けてしまうのでまたご紹介したいと思います!

足が2セット完成したら、上に渡らせる材をソーホースブラケットで挟み込みます。この状態で位置を決めてから最後に木ネジで固定します。

完成

これで完成です!写真をどうぞ~!

サイクルラック完成しました!重量も軽く簡単に持ち運べます。

自転車ラック完成しました!重量も軽く簡単に持ち運べます。

防腐剤でいい感じの色に仕上がっています。

防腐剤でいい感じの色に仕上がっています。

ソーホースブラケットもかなりしっかりしているので、4台程度ならびくともしません。

ソーホースブラケットもかなりしっかりしているので、4台程度ならびくともしません。

サドルを引っ掛けて停めます。フレームサイズ580の僕のマドンでも楽に停められます。

サドルを引っ掛けて停めます。フレームサイズ580の僕のドマーネでも楽に停められます。

木製自転車ラックまとめ

かかるコストはツーバイフォーが3本で1000円程度、ソーホースブラケットが1200円程度、防腐剤クレオトップが1Lで1200円程度、あと木ネジが100円、ハケと塗料バケツがセットで500円程度。合計で4000円ほどで自作できる計算です。防腐剤やハケやバケツは今後も使えます。

見た目もつくりもかなりGoodな自作の木製自転車ラック。簡単にDIYできるのでぜひ作ってみてくださいね!

お店の方へ

GOMAでは材料費+製作費で、この木製自転車ラックをカフェやレストランなど、自転車でお越しのお客様が多いお店に納品するサービスをはじめました!

納期など時間がかかる場合や遠方の場合はお断りするなどの場合もありますが、興味がある方はこちらのフォームからご連絡ください!

GOMAデザイン
もっと楽しく伝わる「カタチ」をつくりませんか。

京都を中心に、ローカルでビジネスを行う中小企業や団体に着目したホームページ制作会社です。地元を元気にするページづくりを心がけます。ウェブのちょっとしたことから、ウェブ制作・リニューアルまで、お話をじっくり聞いて最善の選択ができるようご提案しています。
くまさんの20年以上のデザイナー歴で獲得したノウハウと、東京、大阪で磨いたきのこのマーケター視点から見た最新のトレンドで、web、SNS、動画、印刷物駆使し、「どうやって使って成果に結びつけるか」まで、責任を持ってお手伝いします。

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